「ピラティスを始めたいけど、スタジオに通う時間がない」「まずは自宅で気軽に試してみたい」——そんな方にとって、オンラインピラティスは魅力的な選択肢ですよね。
ただ、いざ始めようとすると「YouTubeの無料動画でいいの?」「有料サービスとの違いは?」「どれが自分に合っているかわからない」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オンラインピラティスの3つの選択肢(YouTube・ビデオレッスン・ライブレッスン)を比較し、あなたに合った方法の選び方を解説します。
- YouTube・ビデオ・ライブレッスンの違いと特徴
- 自分のライフスタイルに合ったオンラインレッスンの選び方
- オンラインピラティスで効果を出すためのコツ
- 「オンラインだけで効果は出るのか」という疑問への回答
オンラインピラティス3つの選択肢
自宅でピラティスを行う方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 項目 | YouTube(無料動画) | ビデオレッスン | ライブレッスン |
|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 月額1,000〜2,000円程度 | 月額3,000〜10,000円程度 |
| 代表的なサービス | YouTube各チャンネル | LEAN BODY、Olulu など | SOELU、CLASSMALL など |
| インストラクター | 玉石混交 | プロ監修 | プロがリアルタイム指導 |
| 広告 | あり | なし | なし |
| プログラムの体系性 | バラバラ | カリキュラムあり | レッスン単位 |
| 双方向性 | なし | なし | あり(フォーム修正など) |
| 強制力 | なし | なし | あり(予約制) |
YouTube(無料動画):手軽だが体系的でない
YouTubeには、ピラティスの無料動画が数多く公開されています。「ピラティス 初心者」「ピラティス 10分」などで検索すれば、すぐに始められる手軽さが最大の魅力です。
ただし、動画の途中で広告が入ることがあり、集中が途切れやすいのがデメリット。また、動画によってクオリティに差があり、インストラクターが資格を持っているかどうかもわかりにくいことがあります。
体系的なプログラムがないため、「今日は何をやろう」と毎回迷ってしまったり、レベルに合わない動画を選んでしまったりするリスクもあります。
ビデオレッスン(LEAN BODY等):広告なし・プロ監修のプログラム
LEAN BODYなどのビデオレッスンサービスは、プロのインストラクターが監修したプログラムを広告なしで視聴できます。月額1,000〜2,000円程度と、スタジオに通うことを考えれば非常にリーズナブルです。
初心者向け、中級者向けといったレベル別のプログラムや、「2週間チャレンジ」「姿勢改善プログラム」といった目的別のカリキュラムが用意されているため、何をやればいいか迷う心配がありません。
ただし、インストラクターからリアルタイムでフォームを見てもらえるわけではないため、自己流になりやすいというデメリットはあります。
ライブレッスン(SOELU等):双方向指導でサボれない
SOELUなどのライブレッスンサービスは、予約した時間にインストラクターとリアルタイムでつながり、双方向でレッスンを受けられます。画面越しにフォームを見てもらい、修正のアドバイスをもらえるのが大きな特徴です。
予約制なので「今日はやめておこう」という気持ちに負けにくく、継続しやすいのもメリット。1人だと続かない方にとっては、この「強制力」が効果的です。
料金は月額3,000〜10,000円程度と、ビデオレッスンより高めですが、スタジオに通うよりは安価。自宅にいながらプロの指導を受けたい方に向いています。
あなたに合うのはどれ?タイプ別診断
3つの選択肢の中から、自分に合ったものを選ぶためのポイントを整理します。
隙間時間で気軽にやりたい・節約派なら「YouTube」
とにかくお金をかけずに始めたい、まずはピラティスがどんなものか試してみたいという方には、YouTubeがおすすめです。
通勤前の15分、寝る前の10分など、隙間時間にサッと動画を選んで取り組めるのが魅力。「合わないな」と思ったら、別の動画を試せばいいので、気軽に始められます。
ただし、継続できるかどうかは自分の意志次第。飽きっぽい方や、何をやればいいか迷いやすい方には、物足りなく感じるかもしれません。
マイペースに体系的に学びたいなら「ビデオレッスン」
「自分のペースで進めたいけど、しっかり学びたい」という方には、ビデオレッスンがおすすめです。
プログラムに沿って進めれば、初心者でも段階的にレベルアップできます。好きな時間に好きな場所で取り組めるので、忙しい方でも続けやすいでしょう。
多くのサービスが無料体験期間を設けているので、まずは試してみて、自分に合うかどうか確かめてみてください。
1人だと続かない・誰かに見てもらいたいなら「ライブレッスン」
「1人で黙々とやるのは苦手」「誰かに見てもらわないとサボってしまう」という方には、ライブレッスンがおすすめです。
予約制なので「この時間はピラティスをする」と決まり、生活にリズムが生まれます。インストラクターがリアルタイムで見てくれる安心感もあり、フォームの間違いにも気づきやすくなります。
オンラインとはいえ、スタジオレッスンに近い感覚で取り組めるため、「自宅でも本格的にやりたい」という方に向いています。
オンラインピラティスで効果を出すためのコツ
オンラインでピラティスを行う場合、いくつかの注意点を押さえておくと、より効果を実感しやすくなります。
「1週間で激痩せ」などのサムネイルに惑わされない
YouTubeには「1週間でウエスト−5cm」「毎日5分で激やせ」といった刺激的なサムネイルの動画があふれています。こうした動画の多くは、効果を誇張しているか、ピラティスの本質とは異なるエクササイズであることが少なくありません。
ピラティスは、姿勢改善やインナーマッスルの強化を通じて、じっくりと身体を変えていくメソッドです。即効性を求めるものではないことを理解しておきましょう。
資格を持ったインストラクターの動画を選ぶ
ピラティスには、BASI、PHI、STOTTなど複数の国際資格があります。YouTubeで動画を選ぶ際は、インストラクターがこうした資格を持っているかどうかを確認すると、質の高い指導を受けやすくなります。
チャンネルの概要欄やプロフィールに資格や経歴が記載されていることが多いので、チェックしてみてください。
定期的にスタジオで「答え合わせ」をする
オンラインピラティスは手軽で続けやすい反面、自己流になりやすいというデメリットがあります。自分では正しいと思っていても、実は骨盤の位置がずれていたり、使うべき筋肉が使えていなかったりすることは珍しくありません。
できれば月に1回程度、スタジオでプロのインストラクターにフォームを見てもらい、「答え合わせ」をする機会を作ることをおすすめします。オンラインで復習し、スタジオで修正してもらうというサイクルを回すことで、効果を最大化できます。
オンラインピラティスに関するよくある質問
画面が小さくてもレッスンできますか?
スマートフォンでも問題なくレッスンできます。ただし、動きを確認しながら行うため、できればタブレットやパソコンなど、ある程度大きな画面の方が見やすいでしょう。スマホを使う場合は、スマホスタンドを使って目線の高さに固定すると、首への負担も軽減できます。
ライブレッスンで部屋が映るのが恥ずかしいです
多くのライブレッスンサービスでは、カメラをオフにして参加することも可能です。ただし、カメラをオフにするとフォームの修正を受けられなくなるため、ライブレッスンのメリットが半減してしまいます。
部屋が見られることに抵抗がある場合は、白い壁を背景にしたり、バーチャル背景を設定したりする方法もあります。また、インストラクターは動きを見ることに集中しているので、部屋の状態を気にしている人はほとんどいません。
通信環境(Wi-Fi)は必須ですか?
ビデオレッスンやライブレッスンを快適に受けるためには、安定した通信環境があった方が良いです。特にライブレッスンでは、途中で接続が切れるとレッスンについていけなくなってしまいます。
Wi-Fi環境がない場合は、動画をあらかじめダウンロードしておけるサービスを選ぶか、YouTubeで通信量の少ない短い動画を選ぶといった工夫が必要です。
海外の動画(英語)でも大丈夫ですか?
英語がある程度わかる方であれば、海外のピラティス動画を活用するのも良い選択です。海外には質の高いインストラクターが多く、バリエーション豊かなプログラムを見つけられます。
ただし、ピラティスでは「呼吸のタイミング」や「意識する部位」の指示が重要なので、聞き取れないまま見様見真似で行うと、効果が半減してしまう可能性があります。初心者のうちは、日本語の動画で基礎を身につけてからチャレンジすることをおすすめします。
オンラインだけで効果は出ますか?
オンラインだけでも、継続すれば効果を実感することは可能です。ただし、スタジオでインストラクターに直接見てもらう場合と比べると、フォームの修正が受けにくいため、効果が出るまでに時間がかかることがあります。
理想的なのは、週1回程度スタジオに通いつつ、週2〜3回は自宅でオンラインレッスンを行うという併用スタイルです。スタジオで正しいフォームを学び、自宅で反復練習することで、効率よく身体を変えていけます。
まとめ|ライフスタイルに合った「先生」を見つけよう
オンラインピラティスには、YouTube(無料動画)、ビデオレッスン、ライブレッスンという3つの選択肢があります。
どれが「正解」ということはありません。大切なのは、自分のライフスタイルや性格に合った方法を選ぶこと。気軽に始めたいならYouTube、体系的に学びたいならビデオレッスン、誰かに見てもらいたいならライブレッスンが向いています。
まずは無料体験や無料動画から始めてみて、「これなら続けられそう」と思えるものを見つけてください。自分に合った「先生」が見つかれば、自宅でのピラティスがぐっと楽しくなるはずです。
